
2016年02月03日
インフルエンザの感染経路


インフルエンザは、
くしゃみや咳などの飛沫( ひまつ )感染、
不十分な手洗いなどによる接触感染で、
ひとからひとへ、うつります。
わかりやすいポスターを見つけました。

こまめに、うがい・手洗いをしましょう。
2016年01月20日
インフルエンザの判定時間


全国的にも、インフルエンザの流行が聞かれるように
なりました。
まわりで流行の声を聞いたりする中、
お子さんが熱発すると、
インフルエンザかどうか気になりますよね。

インフルエンザかどうかは、
ウイルスが、ある程度からだの中で増えないと、
簡易判定での結果が出にくくなります。
熱が出て、12時間 ( 半日 )
できれば20時間以上。
この時間が目安になります。
熱が出たからと言って、急いで病院に行っても、
時間が経っていないと、
判定のために再受診しなければいけなくなるなど、
お子さんの体に負担をかけてしまったり、
病院へ連れていかれる方にも負担がかかります。
熱があがるときは、
悪寒 ( おかん、さむけのこと ) がしたりしますので、
からだをよくあたためて、ある程度の時間がたつまでは、
おうちでゆっくりされていたほうが良いと思います。
乳幼児さんで、
熱がでて水分が摂れず、ぐったりしている、
視線が合わず元気がない、
けいれんが起こった、などの症状があれば、
おうちで様子を見ず、
夜間でも救急病院を受診されてください。

2013年01月30日
インフルエンザワクチンのおはなし


インフルエンザワクチンは、
インフルエンザにかからないようにするためのワクチンでは、ありません。
インフルエンザに感染したとき、重症化する場合があります。
重症化とは、インフルエンザ性脳症や、インフルエンザによる肺炎など
合併症を起こすことをいいます。
その、合併症による重症化を予防するためのワクチンです。

インフルエンザワクチンを接種したあとは。。。
ワクチンによる免疫は血液中をぐるぐるまわっているだけ ( 血中IgG抗体 ) 、
インフルエンザは鼻腔や咽頭の 粘膜 に感染して発症するので、
予防の効果はないそうです。
ただ、過去に何度もインフルエンザに罹患していると、
粘膜中にIgA抗体 ( 粘膜型抗体 ) をつくるので、
かかりにくくなったり、不顕性感染に終わったりするのだそうです。
インフルエンザを発症された方が、
「 予防接種したのに。。。 」 と言われますが、
予防接種をしていても、かかるときは、かかるものなのです。。。










2013年01月24日
インフルエンザA型の症状


インフルエンザの症状は、おもに発熱ですが、
A型、とくに、いま流行している 「 Aホンコン型 」 では、
発熱してから数日後に、咳や鼻水などの症状が強くでるようです。
また、熱も、二峰性発熱 ( にほうせいはつねつ ) といって、
いったん下がったと思ったら、また熱が上がってくる、という形を
とることもあります。
「 いつになったら下がるでしょうか? 」
と、尋ねられることもしばしばですが、
熱の出かたには個人差があるので、
残念ながら、はっきりお答えはできません。。。

また、インフルエンザと診断されたあと、
内服 ( または吸入 ) したけれど熱が下がらず、
熱が長引くという場合。。。
① インフルエンザ以外に、別の病気の感染も起こしている。
混合感染 ( こんごうかんせん ) といいます。
② インフルエンザウイルスの単独感染に、バイキンがくっついてしまった。
ということがあります。
①では、冬 ( といっても、ほぼ年間をとおして見られます )
に流行する、アデノウイルス感染などが考えられます。
熱が長引く場合は、早めに受診し、
他の病気にかかっていないか、血液検査をすることも必要です。










2013年01月20日
インフルエンザ * 判定までの時間

インフルエンザが流行してきました。。。
周囲 ( 保育園や幼稚園、学校など ) でインフルエンザが流行していて、
子どもさんに発熱の症状がでた場合。。。
できれば、熱がでてから12時間以上経過してから、
病院を受診されることをオススメします。

発熱してから、12時間以上経過しないと、
体内でウイルスが増殖していないため、判定キットに陽性はでません。
発熱してからしっかり時間が経っていれば、
体内でウイルスが増殖しているので、陽性判定がでやすいです。
熱がでたからといって、すぐ病院を受診されても、
判定のため再度受診しなければいけない、ということになりかねません。。。

熱があっても、元気で水分がとれていれば、
熱がでた時間と、その時間から12時間以上、待ったうえで
病院を受診されてください (*^_^*)
寒い季節でもありますし、何度も家と病院を行ったり来たりするのは、
子どもさんの体力消耗にもつながります。
ただし、熱以外に、嘔吐がある、水分が摂れない、
水分が摂れず、おしっこの量も少ない、という場合には、
早めに病院を受診されてください (*^_^*)









